2007年9月13日木曜日

CentOS 5でつくるPHP開発サーバ.#6

林檎生活100: CentOS 5でつくるPHP開発サーバ.#5の続きなんだが,Zend Studio用のデバッグ環境を整えるためにCentOS 5にZendPlatformをインストールする話なので,Zend Studioを使ってない人には,まったく関係ないんだよね・・・.でも,このエントリを書きはじめた理由が,Zend Studio用のPHP開発サーバをつくるためなんだから仕方ないw

なので,Zend Studioのリモートデバッグ機能を活用するために,Zend PlatformをCentOS 5にインストールしなければならない.ここで使用するZend Platformは,ZendのWebページからダウンロードできるトライアル版でかまわない.というか,僕には,ライセンス版は高くて購入できないwトライアル期限が切れてからも,リモートデバッグ機能は使えるから問題ない.

さて,その手順は次のとおり.

1.Zend Platformをダウンロードする.
1-1.Zendにアクセスする.
1-2.MyZendに登録する.
1-3.ログインする.
1-4.ZendPlatform 3.0のLinux版であるZendPlatform-3.0.2_ja-linux-glibc23-i386.tar.gzをダウンロードする.

2.ZendPlatform-3.0.2_ja-linux-glibc23-i386.tar.gzを,Cyeberduckなどを使ってサーバにアップロードする.

3.ZendPlatformをインストールする.
3-1.PHPにSOAPを追加する.(インストールしなくてもデバッグ機能は動作するが,ZendPlatform連携が動作しないため.)
# yum -y install php-soap
# /sbin/service httpd graceful

3-2.ZendPlatform-3.0.2_ja-linux-glibc23-i386.tar.gzを作業ディレクトリに移動させる.
# cd /usr/local/src
# mv /home/admin/ZendPlatform-3.0.2_ja-linux-glibc23-i386.tar.gz .(/home/adminにアップロードした場合.)

3-3.ZendPlatformを解凍する.
# tar -vxzf ZendPlatform-3.0.2_ja-linux-glibc23-i386.tar.gz

3-4.インストールメッセージにあわせて,シェルの文字コードを一時的にEUCに変更する.
# export LANG=ja_JP.eucJP

3-5.端末エミュレータの文字コードも一時的にEUCに変更する.以下は,Macの端末エミュレータ,コンソールの場合.

3-6.ZendPlatformのインストーラを実行し,インストールを行う.
# cd ZendPlatform-3.0.2_ja-linux-glibc23-i386
# ./install-tty
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ようこそ Zend Platform 3.0.2 のインストールへ
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[To continue, press Enter](Enterを押す.)

Zend Platform(TM) 日本語版 使用許諾契約書
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(すべて読む.Spaceを押すと次のページへ進む.)

重要:
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ライセンスに同意しますか?
Answer (yes or no) [YES]: (Enterを押す.当然,ライセンスに同意する.)

Zend Platform をインストールする Web サーバの起動スクリプトを
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[1] /etc/init.d/httpd
[2] 手動で Web サーバを指定

Please select : (1を入力してEnterを押す.設定済みのApacheを用いるから.)

重要!
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'Yes' を選択すると自動検出、'No' を選択すると手動設定を行います。
Answer (yes or no) [YES]: (Enterを押す.自動検出させる.)

Apache の起動コマンドを確認してください [/etc/init.d/httpd start]: (Enterを押す.デフォルトのままでOK.)
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Apache の設定を検出しました。
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[1] Apachectl: /etc/init.d/httpd
[2] httpd: /usr/sbin/httpd
[3] htdocs: /var/www/html
[4] pid_file: /etc/httpd/run/httpd.pid
[5] url: http://localhost:80
[6] Configuration is correct, continue

Please select : (6を入力して,Enterを押す.上記の設定で間違っていないので.)

Zend Platform のインストールタイプを選択してください。スタンドアロン
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[1] Cluster Manager / Standalone Server
[2] Cluster Node

Please select : (1を入力して,Enterを押す.)

インストール方法を選択してください。
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[1] 標準
[2] カスタム

Please select : (1を入力して,Enterを押す.)

正式ライセンスをお持ちですか?
Answer (yes or no) [YES]: (noを入力して,Enterを押す.当然,正式ライセンスを持っていないのでw)

Platform 管理画面のパスワードを入力

Password: (パスワードを入力する.記号を含むパスワードを入力するとインストールが失敗することもあるみたい.)

パスワード確認: (もっかいパスワードを入力する.)

インストールの情報を確認してください:
* Zend Platform のインストール
- Zend Platform エンジンの場所: /usr/local/Zend/Platform
- Zend Platform 管理画面の場所: /var/www/html/ZendPlatform
- Cache Cleaner と Collector Center の設定を apache の crontab に追加しました。
* php.ini ファイルは変更され、オリジナルは php.ini-zend_platform.bak として保存されます。

'Yes' を選択すると続行します。'No' を選択するとインストールを中止します。

Answer (yes or no) [YES]: (Enterを押す.上記の設定で問題ないよね.)
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(インストール作業が行われる.)
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Zend Platform の設定や使用方法に関する情報はユーザガイドを参照してください。
[To continue, press Enter](Enterを押して,インストール完了.)

3-7.シェルの文字コードをUTF-8に戻す.(再ログインするだけでも元にもどる.)
# export LANG=en_US.UTF-8

3-8.端末エミュレータの文字コードも元に戻す.(「設定をデフォルトとして使用」をクリックしていなければ,コンソールを再起動するだけでも元に戻る.)


以上でインストール完了.はぁ,疲れた・・・.使い方などは次回ということで・・・.本当は今回で完結させる予定だったのになぁ・・・.

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