2010年5月30日日曜日

Windows 7 64ビット版を BootCamp でインストール

Windows 7 の64ビット版を BootCamp でインストールしようとすると,
Select CD-ROM Boot Type:

と表示されて止まってしまう.これは,El Torito ブートセクタファイルが BIOS と EFI の2種類あるので選択画面が出るが,BootCamp からのインストールではなぜか何も入力できないからなんだよね.(要確認)

なので,Windows AIK を使用して,読み込む El Torito ブートセクタファイルを事前に指定したディスクを作成することで解決している.(El Torito については参考文献を参照のこと.)

その作業の詳細は,ググればいっぱい出てくると思うので割愛させてもらうとして,作業で使用するコマンドのオプションを僕の場合は変更しているので,それをメモしておこうと思う.(ここでは,Z: ドライブに Windows 7 のマスタメディアがあるものとする.なお,今回は MSDN AA で配布されている Windows 7 Professional 64 ビット日本語版を使用した.)
> "C:\Program Files\Windows AIK\Tools\x86\oscdimg.exe" -bZ:\boot\etfsboot.com -lGRMCPRXFRER_JA_DVD -m -n Z:\ C:\ja_windows_7_professional_x64_dvd_x15-65823.iso

それぞれのオプションの意味は次のとおり.
-b: El Torito ブート セクタ ファイルの場所の指定する(主目的)
-l: ボリューム ラベルを指定する(ボリュームラベル指定しないと CD-ROM となっていたから)
-m: イメージの最大サイズ制限を無視する(ISO として出力すると,72分 CD-R のサイズがデフォルトになるから)
-n: 長いファイル名を使用する(長いファイル名が存在した場合に削られるのは良くないから)

オプションについては,参考文献のサイトとヘルプを参照して自分なりに設定しているのだけど,誤認識しているものもあるかもしれないので,間違っていたら教えてください.

○参考文献
この先行き止まり: Select CD-ROM Boot Type:
Microsoft ダウンロードセンター: Windows 7 用の Windows 自動インストール キット (AIK)
Microsoft TechNet: Oscdimg のコマンド ライン オプション
Wikipedia: ISO 9660

○追記(2010年5月30日)
d オプションを付けるとうまくいかないので注意.