2007年6月11日月曜日

MacPortsを使おう.#1

MacPortsってのは, Mac OS Xで様々なオープンソースソフトウェアを簡単にインストールする方法を提供するツール.

FreeBSDのPortsを参考にしているけど,結構違う.FreeBSDだと古流なMakefileを用いたものだが,MacPortsだとTclを用いたものなのだ.まあ,詳細はMacWikiでどうぞ.

さて,いまの時代はFinkよりMacPortsなかんじなので,流行に乗り遅れないためにもMacPortsを導入しようというわけだ.

インストール手順は次のとおり.他のソフトウェアのようにさっくりと行かないので,ちょっと面倒.とくに開発をしない人にとってはね.(注意:Mac OS X Tigerでの話なので,他のバージョンのOSだと手順が違うかも.)

1.Macに付属しているInstall Discから,Xcodeをインストールする.
2.Macに付属しているInstall Discから,X11をインストールする.
3.環境変数の設定のために,~/.profileに以下の内容を追記する.~/.profileがない場合は,作成する.

export EDITOR=vi
export MANPATH=/opt/local/man:$MANPATH
export PATH=/opt/local/bin:/opt/local/sbin:$PATH

上の意味が分からない人は,ターミナルを起動して次のコマンドを入力する.($マークはターミナルを示しているから,入力しなくていい.)コピペすると間違いがないと思う.とか言って,僕が間違ってたりしてwあと,EDITOR=viは,EDITOR=picoとか,EDITOR=emacsとかにしてもいい.

$ echo export EDITOR=vi >> ~/.profile
$ echo export MANPATH=/opt/local/man:$MANPATH >> ~/.profile
$ echo export PATH=/opt/local/bin:/opt/local/sbin:$PATH >> ~/.profile

4.MacPortsのWebページから,.dmgファイルをダウンロードする.
4-1.Downloadsをクリックする.

4-2.Downloads Directoryをクリックする.

4-3.MacPorts-1.4.0/をクリックする.

4-4.MacPorts-1.4.0-10.4.dmgをダウンロードする.

5.ふつうのソフトウェアと同じようにインストールする.

これで,使用準備完了.ターミナルを再起動して,環境変数を反映させる.動作確認は,次のようにコマンドを打って,バージョンが出ればとりあえずはOK.

$ port version
Version: 1.442


使用方法については,次回のエントリで書こうと思う.さて,何のソフトウェアを試しにインストールしてみたらいいんだろ・・・.

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