まずは,いつもの MacPorts を使って,FontForge をインストールする.
$ sudo port -c install fontforge
結構時間がかかるので,先にやっておいてほかの作業を同時進行する.とりあえず,作業ディレクトリを用意して,そこに移動する.
$ mkdir ~/Documents/Fonts
$ cd ~/Documents/Fonts
今回は,ヒラギノ明朝 Pro W3 を変換してみるので,対象のフォントファイルを作業ディレクトリにコピーする.
$ cp /Library/Fonts/ヒラギノ明朝\ Pro\ W3.otf .
fontforge で対象のフォントファイルを開く.
$ fontforge ヒラギノ明朝\ Pro\ W3.otf
こんな画面が出ると思うけど,とりあえず「すべて選択 (A)」をクリックして,「はい (Y)」をクリックする.

このウィンドウが出たら,メニューの CID > 単一化 (F) をクリックする.(CID については,参考文献を参照のこと.)

そうするとこのように,グリフが表示される.Unicode 文字名に対応するかららしい.

最後に,ファイル > フォントを出力 (G)… クリックし,適当な名前をつけ,出力が TrueType になっていることを確認し,保存する.

こんな風に,比較的簡単に変換できる.FontForge を使って,斜体 (Oblique) フォントやボールド (Bold) フォントをつくる方法についてもそのうち説明したいと思う.
参考文献:
小悪魔な林檎♪: OTFからTTFのヒラギノ
FontForge: CID メニューと CID キー指定フォント
追記(2009年8月5日):
Xcode 3.1 が必要だったような気がする.インストールしたのがちょっと前だったので忘れてたけど,なんかメモっぽいのに書いてあった.Xcode 3.1 は,Apple Developer Connection からダウンロードできるよ.
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