Mac OS X Leopard のデフォルトシェルである bash で,どのようにして PATH や MANPATH などの環境変数が設定されていくのかのメモ.
1. /etc/profile
ログインシェルを起動して,最初に実行される環境設定ファイル./usr/libexec/path_helper -s と /etc/bashrc を実行している.
2. /usr/libexec/path_helper -s
/etc/paths ファイルと /etc/paths.d ディレクトリのファイルを読み込み,そこに列挙されたパスを PATH 環境変数に設定する.(path_helper の実体は bash 用シェルスクリプト.bash に詳しければ読めるはず.path_helper の先頭にコメントで説明があるが,実行内容とかなり乖離していることに注意.)
3. /etc/bashrc
対話型シェルとして起動された場合,ホスト名とカレントディレクトリ名,ユーザ名,ドル記号(例えば,michael:~ takuya$ というような文字列.)をプロンプト文字列として設定する.また,bash がウィンドウサイズをコマンドごとにチェックし,必要であれば LINES 環境変数と COLUMNS 環境変数を変更するように,checkwinsize を設定する.
2009年8月17日月曜日
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