とりあえず,講義的な説明をやってみる.
命題 p, q が与えられ,p を前件,q を後件とした論理包含を「p->q」のように表し,「p ならば q」と読む.また,ここでは論理包含の記号を->(右向きの矢印を模している.)とする.
この真理値表は次のようになる.(T が真を F が偽を表す.)

講義的に説明するとこんなかんじだ.これだと,なんでこーなんのってところに触れられていないんだよね.
もう少し,言葉として考えてみるとわかりやすいんじゃないかなぁ.こんなかんじに.
「p->q」は,「p が真であるならば必ず q が真である.」ということ表していることになる.
だから,「p が真」で「q が真」である場合,「p が真であるならば必ず q が真である.」は正しいので真である.
しかし,「p が真」で「q が偽」である場合,「p が真であるならば必ず q が真である.」は間違っているので偽である.
「p が真であるならば必ず q が真である.」は,「p が偽」であることを規定していない.
だから,「p が偽」である場合,「p が真であるならば必ず q が真である.」は正しいので真である.
これで,整理できただろうか.「p が偽」は逆に考えるとわかりやすいかも.
「p が真であるならば必ず q が真である.」が真のとき,「p が偽」で「q が真」であることは矛盾しない.
「p が真であるならば必ず q が真である.」が真のとき,「p が偽」で「q が偽」であることは矛盾しない.
ということなんだな.わかってもらえただろうか.
参考文献:
Wikipedia: 論理包含
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