2008年8月8日金曜日

Mac OS X で GLib を使おう

最近,C 言語を使う機会がちょこちょこあったんだけど,リストとか自前で実装すんのが面倒で,適当なライブラリを探してたんだよね.それで,Mac OS X で GLib を使ってみようってことになったんだ.

GLib ってのは,The GTK+ Project で開発されているユーティリティライブラリ.UNIX を始め,Windows や OS/2,BeOS でも動くらしい.ライセンスは,LGPL になっている.

じゃ,早速インストール.MacPorts でサクッとね♪

$ sudo port -c install glib2


これで使えるようになった.GLib の動作確認とコンパイルの流れを確認するために,GLib のバージョン番号を表示するプログラムをつくってみた.ソースはこんなかんじ.

#include <stdio.h>
#include <glib.h>

int main(void)
{
printf("%u.%u.%u\n",
glib_major_version, glib_minor_version, glib_micro_version);

return 0;
}


コンパイル方法と実行結果はつぎのようなかんじ.ちゃんとバージョン番号が表示されただろうか.(pkg-config ってコマンドを使うことでコンパイルオプションを表示することができる.それをバッククォートで囲って,実行結果をコンパイルオプションとしてそのまま使ってるわけだ.)

$ cc `pkg-config --cflags --libs glib-2.0` version.c
$ ./a.out
2.16.4
$


詳しい使い方とかは,ドキュメントを見てね.詳しく説明できるほど GLib を理解していなくて,間違ったことを書くとあれなのでw

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